乳がん治療の専門サイト「乳癌どっとコム」

乳がん治療に伴う収入減…

乳がんと診断されるだけでも精神的なダメージは計り知れないものです。

しかも治療となると、仕事を休職することになるうえに、治療費がかかるということで

金銭的になダメージも考えられます。

乳がんと診断後の1年間は、「2~3ヶ月」働けない

                 ヘモグロビン少ない原因と病気

「がんと就労」というのは、がん患者である本人や家族が生活する上で非常に重要な課題だ。なにせ、治療するため、生活するためには、お金が必要なのだから。治療が数カ月で終了するのであれば、その間、休職や離職しても、貯蓄を取り崩したり、親や親戚などから援助を受けたりして、しのぐことも可能だろう。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「がん治療と仕事の両立に関する調査」によると、最初にがんと診断されてから治療終了までの期間が「1年未満」という人が5割弱だが、「1年以上治療を継続」している人が半数以上おり、4年以上という人も約3割いる。

さらに、乳がん患者を対象に行った調査では、診断後1年間で、病気のために仕事や家事を休んだ日数は平均79.5日となっている(*1)。

乳がんに罹患して約2~3カ月は働くことができない。家事など身の回りのことができない可能性が高いのであれば、その間の収入の減少や支出の増加を補填する何らかの経済的な資源が必要だということだ。

(*1)出所:平成24年度厚生労働科学研究費補助金がん研究事業(H24-がん臨床-一般‐012)山内班

「PRESIDENT Online」より引用

   がんと診断されたからといって、仕事をしないわけにはいきません。

   しかし、両立はかなり難しいようです。会社の理解も必要となってきます。

治療中の体調の悪さは筆舌に尽くしがたい

筆者自身も、乳房全摘後、ホルモン療法として、リュープリン(一般名:酢酸リュープロレリン)を2年間、ノルバデックス(一般名:タモキシフェン)を5年間服用する予定だった。しかし、後者の薬が合わず、顔面にひどい薬疹が出たため、主治医と相談の上、数カ月で中断。前者の皮下注射のみを2年間行ったが、家族には、「再発リスクを考えれば、副作用くらいガマンしろ」と散々責められたものだ。

言うまでもないが、がんの再発を最も恐れているのは患者自身である。

それでも、治療中の体調の悪さといったら……私の場合は、本当に筆舌に尽くしがたいものだった。何年もそれに苦しみながら、女性は仕事を続け、家事、育児、介護をこなさなければならない。この大変さが、おわかりいただけるだろうか? 治療が終了した後は、本当にうれしかったのを今もよく覚えている。

「PRESIDENT Online」より引用

        ホルモン療法は長い付き合いになるので、治療を受ける人は大変です。

貯蓄残高は 罹患しなかった人に比べて5分の1

A子さんは、乳がんに罹患したことで、半年間休職。復職後も治療の副作用で、体調が不安定なため、時短勤務などを希望。翌年以降、年収は減少した。

がん保険に加入していたため医療費の一部はまかなうことができたが、罹患前のようには働けず、収入も罹患前の水準には戻らなかった。何とか定年退職までは勤めることができたが、その後は継続して働くことはできない。

公的年金を受給するまでの無収入の“空白期間”をどうすればよいか。罹患後、収入が減少したため、退職金も公的年金も罹患しなかった場合よりも額が少なくなってしまった。

以上のような条件(文末に記載)で試算してみると、「罹患から30年後の貯蓄残高」は、「罹患しなかった場合」に比べて、5分の1にまで減少することがわかった。働いている間は、それほど大きな差には見えてこなかったものが、定年退職後、大きく差が開いてくることがおわかりいただけるだろう。

「PRESIDENT Online」より引用

   乳がんは近年治るがんになってきました。しかし、治療での心身的なダメージは大きいものです。

   また、治療中に休職などをすると給与面も安定しないということもあり、更に治療費がかかると

   いう苦しい立場になることがあるようです。

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

この記事の著者

カテゴリ一覧

温熱治療と他の治療を併用できるクリニック

新着記事

東洋医学の癌の捉え方。

daifuku

アルツハイマー病に、乳がん原因遺伝子が関与?

caffellatte

現代の食事の生活習慣とは。~乳がんとの関係~

daifuku

10月は乳がん早期発見強化月間!

caffellatte

癌と保険について。

daifuku

話題のキーワード