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東洋医学の癌の捉え方。

東洋医学、イメージとしては漢方や鍼灸などを想像しますね。

癌にかかることが増えてきている現代。東洋医学での癌の捉え方はどのようなものなのでしょうか?

東洋医学とは

<東洋医学の思想>
東洋医学は、人は自然の中の一つであり、「自然界の全ての物」とお互いが関係し影響あっており、また人体の内部の仕組みも自然の中の一つと考えています。

西洋医学では、細胞の組織や器官などはそれぞれ独立しているものとみなしますが、東洋医学では、細胞や組織、器官などは異なった機能を持ちながらも全体として繋がっている一つの自然としてみなします。このように、東洋医学は自然を背景としています。その根底の思想が、「陰陽論(いようろん)」であり、「五行論」(ごぎょうろん) です。

<狭義>
古代中国で発生した中国伝統医学を指す。
漢方、鍼灸、按摩、養生法(薬膳、薬草茶など)などを用いた医学体系のこと。

<広義>
アジア圏(東洋)で発生した伝統医学の総称。
アジア圏(トルコ以東)における伝統的医学全般を指し、アーユルヴェーダ(インド)、ユナニー医学(イスラム圏)、チベット医学、中国伝統医学などを含んでいる。

http://hariq.co.jp/pc/colum/qa.php?sid=&colno=2

 

・心身一元論=心と体はひとつである、という考え方が基本

 東洋医学では、心と体はひとつであると考える。だから心が病んだらその影響は体に出るし、体が病んだ影響が心に現れることもある。しかも五臓それぞれに特徴的な感情や精神との結びつきがあると考えるので、例えば心臓が病んだときと肝臓が病んだときでは、現れる心の病は別である。普段の生活に照らしてみても、これはなかなか面白い考え方である。これについては後日詳しく説明する。

・人間が五感を使って人間を診る医学である

 東洋医学の診察は、ひとが感覚を使っておこなう。しかも五感を駆使する。ひとという存在は単純ではない。その複雑なひとを診るのに、単純な数値では計り知れないものがあることを重視しているわけだ。これこそが東洋医学の優位性でないかと考える。ひとがひとを診る医学、その最たるものが感覚を重視するということ。西洋医学の「恒常性」に対して、東洋医学は「流動性」を重視する。ひとの体はたえず変化しているもので、その変化を五感で感じ取る医学であるといえる。

・農耕民族的な考え方で、からだ=畑を耕して、病気にならないようにする

 東洋医学はもともと農耕民族の医学である。農耕というのは日々畑をコツコツと耕して収穫を待つ。同じように東洋医学はひとの体を畑にみたてて、日々耕すことを重視する、つまりこれが養生である。四季の過ごし方や生活習慣、食事、はたまたセックスまでが養生(「冬の過ごし方」を養生の具体的な例としてみてほしい)の対象となる。まず病気にならないことを重視する医学なのである。それが「未病」という考え方につながる。

http://www.kiryu-omlca.jp/riki/basic-theory-of-oriental-medicine/point/

このような定義があるようですね。

西洋医学は?

西洋医学では、血液検査や画像検査など客観的なデータを重視し、病名を付けます。その病名に対して処方薬を選びます。多くの西洋薬は、発熱→解熱薬、咳嗽→咳止め薬など、単一の有効成分から作られており、一つの症状に一つの効果を発揮させます

http://coffeedoctors.jp/news/730/

 

当時のヨーロッパは戦争があちこちで起き、怪我人が続出してました。西洋式の解剖学から人体への対処法が理解され始めたその時代、応急処置が必要なけが人を治せる外科技術=西洋医学は高く評価されてました。

18世紀のヨーロッパは外科依存から当時でいう“現代医療”が認められ大きくなっていったんですね。

また、その頃、ウィルスとか細菌という存在が発見されるようになり、これを何とかすれば感染病を防げるということでそこを科学的に追求する西洋医学が注目されました。

http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/426653580.html

東洋医学と西洋医学の違いですね。

東洋医学の癌の捉え方

東洋医学における癌治療は非常に精神的に扱うべきものだと考えます。手術により単純に切り取っておしまいというは、その原因は体に残っており決して癌細胞を産む土壌を根治させるものではありません。

 癌という病気のその根底には大本である心の葛藤、無理しすぎの精神状況、緊張が続いた状況などがあることは西洋医学では常識となっています。本人には当たり前のように感じていることが一番原因であることも多い気がします。そういう精神的な無理をしている状況を見直すことが必要であるというのは、東洋医学による鍼灸治療においても当然同じであると心していただきたいと思います。

 その上で、東洋医学的な見解を述べていきたいと思います。まず、癌の特徴は侵食性であるということです。体内 で深く熱がこもり、やがてそれが細胞を侵食して異質なもの、つまり癌化していくのです。

 体内には湿痰と呼ばれるネバネバしたものが滞ることがあります。こ れは胃腸の負担と関係が強く塊を形成する癌はこれが中心となっているものが多いのです。熱が長く体内に籠り過ぎると湿痰を癌化させることがあります。

 その熱の原因は、先ほど言った精神的な無理によるものがほとんどです。ですから熱体質の人はそこを改め、気持ちをリラックスした状態に変えることが必要です。

 また癌の方は進行状況により、体の正気(抵抗力)の弱りが目立ち始めると血虚と呼ばれる状態になっていきます。

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様々な癌がある中で、乳がんになりやすい人という理由というのを考えてみましょう。

 東洋医学では、正気(抵抗力)の弱いところに邪気が浸襲して癌を作ると考えています。乳房は、胃経の流れであり、エネルギ―を豊富に含む気血を蓄えておく場所です。近年、晩婚化し排出する機会が少なくなり、豊富な気血を含むものを身体の中に蓄え過ぎているところが、この場所に癌を作ってしまう一因であると考えられています。

 また、乳房の外側に出来やすいということは、意味があります。身体の外側には身体の側面を流れている胆経という経絡があり、胆経にストレスによる気の停滞が生じ、気の停滞からしこりが生じ、しこりから癌が発生することも良くあるからです。よくこの場所に乳腺炎が出来る方はこういう理由からも要注意です

https://www.ac-yawaragi.com/%E7%97%87%E4%BE%8B%E7%97%87%E7%8A%B6/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E7%97%87%E7%8A%B6/%E4%B9%B3%E3%81%8C%E3%82%93/

 

西洋医学と東洋医学の良いところを合わせる

中国においては、中医学理論に基づいた生薬(中医薬)療法を併用した中西医統合の癌治療法が実践され成果をあげています。癌細胞を取り除く治療には西洋医学を用い、治癒力や体力、免疫力を高めるために中医学を用いる治療法により、より効果的な癌治療とQuality of life(QOL、生命の質)の向上を実現できることが指摘されています。

日本においても、癌治療に中医薬療法を併用したり、日本で発達した漢方薬を活用する試みや研究が行われています。漢方治療は癌手術後の体力回復を促進し、抗癌剤治療や放射線治療における副作用を防止することにより、西洋医学的な癌治療を補完し、癌患者の生存率やQOLの向上に寄与することが医学論文の中で数多く報告されています。癌の再発や転移を抑制する効果も報告されています。

癌の診断や治療は、科学的根拠に基づく西洋医学を基本にすべきだと思います。しかし、癌を攻撃するだけでは限界があるのも確かです。体の治癒力や抵抗力に対する配慮が少ないという欠点もあります。西洋医学と東洋医学のそれぞれの良い点を併用していくことが、癌の集学的治療をより一層レベルの高いものにしていくために必要であると思います。

http://www.daiwa-pharm.com/info/fukuda/856/

 

現代は西洋医学中心の医療のように見えますが東洋医学を併用することでよりメリットへ近づくのではないかと思います。

 

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