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乳がんのエストロゲンレセプター。~ER陽性とは~

乳がんの検査や治療は様々なものが有ります。

その中の一つ乳がんのエストロゲンレセプターについて調べていきます。

エストロゲンレセプター(ER)とは

  乳がんの増殖

乳がんの中には、女性ホルモンの影響を受けて、分裂・増殖が促進される性質を持ったものがあります。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンが、乳がん細胞の中にある、エストロゲンレセプター(ER=エストロゲン受容体)と結びつき、乳がんの増殖を促します。
乳がん細胞の核の中のカギ穴(エストロゲンレセプター)に、カギ(エストロゲン)が入ると、分裂・増殖の扉が開かれるということです。

http://www.v-next.jp/contents_08.htm

エストロゲンレセプターをERと呼びます。

乳がんのがん細胞のエストロゲンレセプターと女性ホルモンのエストロゲンが合体することでがんの増殖が起こるということですね。

どのように調べるのか

乳がん細胞のホルモン依存性の有無は、診断時に行う太針生検で採取したがん細胞や手術で取り除いたがん細胞がホルモンと反応する受容体(エストロゲン受容体じゅようたい;ER、プロゲステロン受容体;PgR)を持っているかどうかで診断します。乳がんの約2/3はこれらの受容体を持つホルモン依存性がんで、その多くはホルモン療法に反応します。

https://www.nyugan.jp/after/drug/

手術で取り除いた腫瘍や、細胞診で一部の腫瘍組織を採取しエストロゲン受容体が陽性か陰性を調べるようです。

「乳がん生検」の画像検索結果

http://nyubo-saiken.com/cancer/03_04.html

これらの検査でエストロゲンレセプター(ER)が陽性と出れば、女性ホルモンのエストロゲンにより乳がんのがん細胞が増殖していくということがわかるようです。

ER陽性の治療法

関連画像

http://www.yokohama.jrc.or.jp/breast-surgery/breast-cancer/hormone.html

ER陽性、エストロゲンによりがんが増殖するということなので、このエストロゲンを抑える必要があります。その治療がホルモン療法です。

ホルモン療法の中にも、閉経する前と閉経した後では使用するお薬が違います。

閉経前は、卵巣が活発に活動しているため、卵巣から女性ホルモンが放出されます。それを抑えるのが、LH-RH アゴニストです。またタモキシフェンは、ホルモンレセプターをブロックすることで、女性ホルモンのがんへの刺激を抑えます。

閉経後は卵巣からの女性ホルモン供給がなくなるため、副腎から出される男性ホルモンを、女性ホルモンに変換するアロマターゼという酵素が女性ホルモンを産生します。そこでアロマターゼを阻害する薬を使うと、女性ホルモンを抑えることができます。タモキシフェンは、閉経前同様、閉経後でも効果がみられます。

http://www.yokohama.jrc.or.jp/breast-surgery/breast-cancer/hormone.html

 

様々なお薬の種類があり、人によって使用するお薬も変わってきます。

難しい検査やお薬が沢山あると思います。わからないことがあれば主治医の先生や看護師さんなどに効くことが大切ですね。

「草原」の画像検索結果

http://www.wallpaper-box.com/forest/5.html

 

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