乳がん治療の専門サイト「乳癌どっとコム」

乳がん治療と並行して緩和ケアもおこなう☆

皆さんは、「緩和ケア」という言葉にどのようなイメージを持っているでしょうか?

「がん治療を受けれなくなった人が受けるところ」「がんの末期の人が受けるところ」などでしょうか?

乳がんのがん治療をされている方、今からはじまる方。緩和ケアは受けられていますか?

緩和ケアは、がん治療を並行して行うことが重要なようです。

緩和ケアとは

 
 
WHO(世界保健機構)は緩和ケアを次のように定義しています。(2002年)
「緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題に関してきちんとした評価をおこない、それが障害とならないように予防したり対処したりすることで、クオリティー・オブ・ライフを改善するためのアプローチである。」
http://www.hospat.org/public_what.html
 
少しむずかしい言葉ですが
 
その人まるごとをみて、起こっている様々な問題を評価して予防をしたり軽減をしたりすることですね。もちろん、家族の方も含めておこなわれます。
その人が、がん治療の中にあっても、その人らしく過ごせることを目標にし支援をするということですね。
 
 
「緩和ケア」という言葉を聞くと、このように思うことが多いように感じられますが皆さんはどうでしょか?
http://gan-mag.com/medical/2103.html
 
では、緩和ケアはいつから始めるものなのでしょうか?

いつから緩和ケアをはじめるの?

 
 
緩和ケアは、がんが進行した時期だけでなく、がんが見つかったときから治療中も必要に応じて行われるべきものです。
がんと診断されたときには、ひどく落ち込んだり、不安で眠れないこともあるかもしれません。
治療の間には食欲がなくなったり、痛みが強いことがあるかもしれません。「つらさを和らげる」という緩和ケアの考え方を、診断されて間もない時期から取り入れることで、こうしたつらい症状を緩和しながら日々の生活を送ることができます。
 
http://ganjoho.jp/hikkei/chapter3-1/03-01-08.html
 
 
 
「がん対策推進基本計画(平成24年6月閣議決定)」において、緩和ケアについては、「がんと診断された時からの緩和ケアの推進」が重点的に取り組むべき課題として位置付けられています。
がん患者とその家族が、可能な限り質の高い治療・療養生活を送れるように、身体的症状の緩和や精神心理的な問題などへの援助が、終末期だけでなく、がんと診断された時からがん治療と同時に行われることが求められています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/gan/gan_kanwa.html
 
がんと診断されたときから、緩和ケアは始まっているのですね。
皆さんはご存知でしたか? 実は知らない方のほうが多いそうです。
 

緩和ケアの種類

外来における緩和ケア(緩和ケア外来)

一般病棟と同様に外来で受け持ちの医師や看護師が基本的な緩和ケアを提供します。しかし、最近では一般のスタッフでは対応が困難な苦痛に対して緩和ケアの専門家が対応する「緩和ケア外来」の設置がすすんできています。がん診療連携拠点病院では、緩和ケアを専門とする外来の設置が必須要件となっており、すべての患者は緩和ケア外来(あるいは緩和ケアチームによる外来診療)を受診できるようになっています。しかし、残念ならが緩和ケア外来の活動の活発さには施設による違いがあり、緩和ケア外来がまだ開設されていない病院や毎日開かれていない病院も多く、外来における専門的な緩和ケアの提供は十分とはいえないかもしれません。

一般病棟における専門的緩和ケア(緩和ケアチーム)

一般病棟に入院したがん患者は、受け持ちの医師・看護師などから痛みに対する鎮痛薬の投与や不安に対するケアなど基本的な緩和ケアを受けることになります。一般病棟のスタッフで対応が困難な苦痛に対しては、専門的緩和ケアとして緩和ケアチームが対応します。緩和ケアチームの活動形態はさまざまですが、患者さんを直接診察しながら、一般病棟の医師や看護師に専門的な見地からアドバイスをすることが多いです。

専門病棟のおける緩和ケア(ホスピス・緩和ケア病棟)

 

 緩和ケア病棟(ホスピス)は、緩和ケアを専門的に提供する病棟です。名称としては緩和ケア病棟、ホスピス、緩和ケアセンターなどが用いられています。
 緩和ケア病棟は、一般病棟や在宅ケアでは対応困難な心身の苦痛がある患者への対応や、人生の最期の時期を穏やかに迎えることを目的とした入院施設です。緩和ケアの専門的な知識・技術をもった医師が診察にあたり、看護師数も一般病棟より多い傾向にあります。

http://cancer-miyagi.jp/kanwa_sp/

緩和ケアと聞くとすぐに入院というイメージが浮かびますが、外来でも通院という形で緩和ケアを受けることができますね。まずは通院している病院で緩和ケア外来、緩和ケア病棟などがあるか確認してみると良いかもしれませんね☆

また、病院内だけでなく在宅でも緩和ケアを提供する訪問医療が出来てきています。一度、主治医の先生や看護師さん、メディカルソーシャルワーカーさんへ聞いてみましょう☆

 

がん治療での抗がん剤や手術、放射線療法。患者さんとそのご家族さんは様々な苦痛や不安を抱えながら過ごしておられると思います。少しでも抱えているものが軽くなるように、、、早期の緩和ケアへの連携が今後は大切になると感じます。

「緩和ケア」の画像検索結果

http://www.hospital.isesaki.gunma.jp/pages/250/55/81/

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

この記事の著者

カテゴリ一覧

温熱治療と他の治療を併用できるクリニック

新着記事

東洋医学の癌の捉え方。

daifuku

アルツハイマー病に、乳がん原因遺伝子が関与?

caffellatte

現代の食事の生活習慣とは。~乳がんとの関係~

daifuku

10月は乳がん早期発見強化月間!

caffellatte

癌と保険について。

daifuku

話題のキーワード