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乳がんの骨転移、その症状とは?

乳がんで転移がおきる部位として、骨があげられます。

骨に転移したことを「骨転移」と呼びます。

骨転移になったらどのような症状が出るのでしょうか?

遠隔転移

乳癌の癌細胞は、乳腺で発生します。先にも少し触れましたが、癌細胞が乳腺組織からこぼれ落ちて、リンパ線や血液にのって他の臓器に行ってしまう可能性があります。これを乳癌の遠隔転移といい、非常に注意する必要がある現象です。

乳癌の主な遠隔転移場所は、骨・肺・肝臓・脳などです。その中でも、もっとも多いのが骨転移です。

転移性乳癌の約30%が、骨に転移するという統計があります。

イヴの憂鬱より引用

骨に転移することは比較的多いようです。

乳がんの骨転移しやすい骨

乳がんが転移しやすいのは、主に以下のような骨です。

  • 胸椎
  • 肋骨
  • 上腕骨
  • 脊椎(背骨)
  • 腰椎
  • 骨盤
  • 大腿骨
  • 頭蓋骨

このように、乳がんは全身のさまざまな部位の骨に転移する可能性があります。

特に多いのは、胸椎や肋骨、脊椎、上腕骨などの胸に近い部位ですが、血液に乗って遠くまで運ばれると、骨盤や大腿骨などの下半身の骨に転移することもあります。

一方で、膝や肘から先への転移はほとんどみられません。

http://www.gan-info.com/329.11.html

やはり、胸に近いところに転移をする傾向にあるのでしょうか。

 

骨転移の症状

痛み

骨転移による痛みは、正常な骨が破壊される過程で生じます。そのため、転移した初期は「少し違和感がある」というものが多いようです。それが、がんの進行に伴って痛みを感じるようになり、最終的にはほとんどの場合、少し動いただけでも強い痛みを訴えるようになります。

骨転移による痛みはがんの進行に伴うものであるため、安静にしていても徐々に悪化してしまうという特徴があります。もし、無理な体勢をとったり、負担をかけているわけでもないのに徐々に痛みが増している場合は、早めに医師に相談しましょう。

病的骨折

骨転移による骨組織の破壊が進むと、骨がもろくなり、何気ない日常の動作でも骨折することがあります。このような骨折は病的骨折と呼ばれています。通常の骨折であれば、固定し、負担をかけないようにすれば再生しますが、骨転移による病的骨折の場合は、骨のもろくなった部分にがんが存在しているため再生が妨げられてしまいます。骨折を治すためには、手術による骨折の治療と放射線治療などを併用する必要があります。現在では骨折の治療用器具が発達しているため、もともとの強度を取り戻すことも可能です。

麻痺

骨転移が進行すると、最終的には麻痺の症状が現れます。その結果、下半身不随に陥る症例もあります。これは、脊椎に骨転移を起こし、脊髄を損傷することで引き起こされます。脊髄の損傷による麻痺は回復が難しいと言われており、大きくQOLを低下させてしまうことになります。したがって、気になる痛みを感じた段階で医師に相談することが重要です。

http://blog.gannoclinic.jp/178/

骨に転移した場合、違和感~痛みが生じはじめることが多いかもしれません。

また、骨にがん細胞があることで正常な骨がもろくなってしまい、ちょっとした拍子でも骨折へと繋がることがあります。

骨転移の診断と治療

癌の既往のある患者さんは、手足や背中の痛みでも、安静時に痛みが続くなど、通常の運動器疾患と異なる症状がある場合、癌の骨転移を考える必要があります。レントゲンを撮ることでほとんどの場合、その場所の骨転移の有無がわかります。骨が溶けている、白くなっている、潰れてきているという所見があります。レントゲン以外では、MRI検査をすることで、骨髄内の病変の広がりや、病巣の性状などがより詳しくわかります。背骨の場合、脊髄神経の圧迫所見などもわかります。核医学検査の、骨シンチグラフィーを行うと、全身の骨が一度に撮影できるので、一ヶ所のみならず、何ヶ所も発見されることもあります。PETスキャンでも同様に全身の病変が検査できます。また、血液検査で、原疾患の腫瘍マーカーの上昇、骨アルカリフォスファターゼの上昇、カルシウムの上昇なども骨転移の診断に有用です。

http://www.gan-pro.com/public/cancer/bone.html

 

乳がんの進行を抑える治療とともに、骨転移に対する治療を行なうことも大切です。

たとえば、痛みを和らげるための鎮痛剤や、骨の破壊を防ぐための「ビスホスホネート製剤」の使用などが挙げられます。

さらに、骨転移に対しては放射線療法も効果的です。体の外から病変に向けて放射線を照射することで、痛みを和らげることができます。

また、病的骨折を起こす可能性がある場合は、予防のための手術を行なうこともあります。

特に背骨や大腿骨など、骨折すると日常生活に大きな支障が出ると予想される場合、手術で骨を補強することがあります。 

http://www.gan-info.com/329.11.html

必ずしも「骨転移=余命わずか」ではないですね。

現在では医療の発展もあり骨転移をしても出来る治療はあります。

あきらめずに取り組んで見ましょう。

 

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