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乳がん治療に免疫療法が必要な理由。

免疫療法という治療をご存知ですか?がん治療の方法の1つとして挙げられる免疫治療。

どうしてがん治療に免疫療法が必要なのか調べてみました。

免疫とは

「免疫」は、自分(自己)と自分ではないもの(非自己)を見分けるところから始まります。体には免疫を担当する専門の細胞がいて、外から侵入してきた細菌やウイルスなどの病原体や、体内で発生した異常細胞であるがん細胞など、自分ではないものを見つけると、それらを異物とみなして攻撃し、体から取り除きます。

免疫のはたらき

https://www.ono-oncology.jp/contents/patient/immuno-oncology/step1_01.html

 

免疫のおもな働き

イムバランスより引用

 

自分と違った細胞が体の中にある場合に、免疫はそれを認識して攻撃する、そしてその記憶(抗体)を作り再び発生しても直ぐにやっつけれるようにすることができるということですね!

がん治療に免疫療法が必要な理由

病院で抗がん剤などの薬物治療や放射線治療、手術など様々ながん治療を行っているにも関わらず、なぜ再発するのでしょうか?

がん幹細胞は、自己複製しつつ、がん細胞の供給源にもなる非常に未分化な悪性細胞です。普通のがん細胞は、化学療法、放射線、分子標的薬などで死滅しますが、がん幹細胞はこれらの治療ではたたくことができないため、がんの完治は難しいのです。

私たちはがん幹細胞を詳細に調べ、そのでき方は、大きく2通りに分けられることが分かりました。1つは、正常な幹細胞そのものががん化したもので、小児がんや血液がんなどで多く見られます。このタイプは一般的な幹細胞の性質をよく保っており、増殖がゆっくりであるために抗がん剤などが効きにくい。もう1 つは、ある程度分化した細胞が長期にわたる炎症を背景にがん幹細胞化したもので、壮年期以降に発症する一般的ながんに見られます。比較的増殖が早いものの、酸化ストレスや抗がん剤に抵抗性を示します。

natureダイジェストより引用

薬物治療や放射線治療、手術などは「がん組織」いわゆる塊となっているものに対しては取り除いたり小さくしたりと有用性が高いようですが、

「がん幹細胞」、小さながん細胞たちを作り出す親玉のような存在は薬物療法、放射線治療、手術などでは倒すことが出来ないということがわかっているようです。

 

免疫細胞のひとつであるNK(ナチュラルキラー)細胞は、がん幹細胞も含めて1対1でしらみつぶしに殺していく細胞です。健康なときはNK細胞ががんばっていて、がん細胞が負けています。しかし、何らかの要因でNK細胞の働きが弱りがん細胞が優勢になってくると、がん細胞は追い討ちをかけるようにNK細胞を眠らせる作戦に出て、自分自身のコピーを増殖していきます。

免疫療法では、患者様の身体からNK細胞を抽出し眠っているNK細胞を目覚めさせ、さらに培養によりがん細胞に対抗できるまで増やします。そして標準治療によってがん細胞が数がすくなくなったタイミングをみて、再び患者様の身体にもどしてがん細胞と戦わせる治療法です。この治療法により標準療法では見逃していた「がん幹細胞」も追い詰めて全滅をすることが可能となります。

https://www.ganchiryo.org/medical-menu/ank/

免疫細胞!すごい役割をしているのですね!

がん幹細胞をやっつけることができれば、再発や転移の確率がグンと下がりますね!

抗がん剤などの薬物療法や放射線治療は正常細胞までも少なくしてしまうことがあるため免疫細胞の数の減少や働くチカラの低下ということが起こります。

病院で行われる治療と併用し、この免疫治療を行うことでより高い治療の有用性が出てくるのではないかと思います!

免疫は様々な免疫細胞がチームとなって活躍するため、NK細胞のみならず、T細胞や樹状細胞などを併せた免疫療法がベストな治療になるように思います!

「空」の画像検索結果

https://www.photock.jp/detail/cloud/360/

 

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