乳がん治療の専門サイト「乳癌どっとコム」

乳がんで標準治療以外の治療法はあるの?体に優しい免疫治療。

がん治療での標準治療と言えば、①手術、②放射線療法、③化学療法(抗がん剤治療)の3つがあります。乳がんの場合は、ホルモン療法という治療法も加わり全部で4つの治療方法があります。

どの治療方法も乳がん治療に効果を発揮しますが、効果は人ぞれぞれ。また治療による体力の低下や副作用が非常に出やすい方もおられ、なかなか治療が進まないこともあります。

治療はしているけれども体はボロボロで日常生活が思うように過ごせない。このように思われている方は少なくは無いのではないでしょうか?

「標準治療以外に自分の体に優しい治療はないのか?、、、」

ここでは、体に優しい治療「免疫治療」について調べていきます。

免疫ってなに?

そもそも、免疫とはどのような働きがあるのでしょうか?

免疫に関わる細胞
免疫反応は白血球によるものである。この白血球は顆粒球、単球、リンパ球の三つに分けることができる。顆粒球には好中球、好酸球、好塩基球がある。単球はマクロファージのことである。

リンパ球にはT細胞、B細胞、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)があり、T細胞はさらにヘルパーT細胞キラーT細胞に分けることができる。

免疫細胞

http://kusuri-jouhou.com/immunity/immunity.html

このように様々な免疫細胞が体の中に存在ししています。

 

マクロファージ&顆粒球

リンパ球チーム

イムバランススより引用

また樹状細胞という免疫細胞も活躍します。

樹状細胞(じゅじょうさいぼう)

外気に触れる鼻腔、肺、胃、腸管、皮膚などに存在している細胞です。名前のとおり枝のような突起(樹状突起)を周囲に伸ばす形態が特徴です。樹状細胞は、異物を自分の中に取り込み、その異物の特徴(抗原)を他の免疫細胞に伝える働きを持ちます。実際には、抗原を取り込んだ樹状細胞は、リンパ節などのリンパ器官へ移動し、T細胞やB細胞などに抗原情報を伝えることで、それら免疫細胞を活性化させます。活性化されたT細胞やB細胞が、異物を攻撃します。

それぞれの免疫細胞の役割があります。

http://www.gan-info.jp/dendritic/immunotherapy/immune-cell/

白血球は、からだの中に侵入してきたウィルスや細菌などから、常に命を守り続ける免疫細胞です。からだの中では多種多彩な免疫細胞群(白血球の仲間達)が、緻密な連携を組んで異物と戦っています。

http://www.gan-info.jp/dendritic/immunotherapy/immune-cell/

体の中の免疫細胞がそれぞれの役割を担い、密に連携を取りながら様々な病原体やウイルスなどと戦っているのですね。

では、がん細胞と免疫細胞はどのような関係があるのでしょうか?

がん細胞と免疫細胞

 

正常な細胞が、異質ながん細胞へ変化してしまうことは、さほど珍しいことではないそうです。健康な人でも、毎日何千と言う細胞ががん化しているという話もあります。

それだけの多くのがん細胞が発生していても、すべての人の健康を脅かすほどの腫瘍にならないのは、ひとえに私たちの身体が持つ免疫機能が正常に働いているから。体内の様々な種類の免疫細胞が、がん細胞に対して攻撃を行っているからにほかなりません。

例えば、NK(ナチュラルキラー)細胞は、体内を隈なく巡回してがん化した細胞をいち早く見つけ、単独で攻撃して排除してしまいます。初期のがん細胞であれば、そのほとんどがNK細胞によって破壊されてしまうと言われているそう。NK細胞の力が及ばないほどにがん細胞が多くなってしまった場合でも、リンパ球など他の免疫細胞が協力して攻撃し、がん細胞を排除してしまいます。

ただし、がん細胞の方も撃退されまいと必死で、たまに正常な細胞のふりをして免疫細胞の攻撃をかいくぐり、増殖する場合があります。がん細胞は元々自分自身の細胞であったため、免疫細胞からも判別が付きにくいことがあるのです。そんな巧妙な手口で生き残ったがん細胞が、大きな腫瘍となって私たちの健康を脅かしてしまうことがあるわけです。http://www.therapy-immuno.com/kisotishiki/gantomeneki.html

「免疫」の画像検索結果

がん細胞と免疫細胞の間では熾烈な戦いが繰り広げられているのですね。

では、免疫治療とは一体どのようなものなのでしょうか?

免疫治療ってなに?

免疫細胞治療(免疫細胞療法・免疫療法)は、体内でがん細胞やウイルスなどの外敵と闘う免疫細胞を患者さんの血液から取り出し、人工的に数を増やしたり効率的にがんを攻撃するよう教育してから再び体内へ戻すことで、重い副作用なくがんを攻撃する治療法です。

体内に生じた異常な細胞が免疫システムの監視を潜りぬけて分裂、増殖していくと、がんとなって発症してしまいます。がん細胞の中には免疫細胞の増殖や攻撃を抑制する力を持っているものもあり、一度発症したがんを免疫細胞のカで抑え込むのは難しくなります。そこで考えられたのが、免疫の機能を強化することでがん細胞を抑え込む免疫細胞治療(免疫療法・免疫細胞療法)です。

http://www.j-immunother.com/lp/general4_g/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=listing#therapy

免疫細胞治療のしくみ

http://www.j-immunother.com/lp/general4_g/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=listing#therapy

 

nyugan_03.png

http://www.three-arrow.com/breast/detail/post_70.php

がん細胞は、浸潤性をもち無秩序に増殖、転移していく悪性腫瘍です。このがん細胞の中には、浸潤、増殖、転移を司るがんの親玉である『がん幹細胞』があります。このがん幹細胞を死滅させない限り、完治はあり得ないのです。現在の医療では自己の免疫細胞を用いた免疫療法のみが、がん幹細胞をも死滅させる事が可能です。

身体に優しくがん幹細胞をも死滅させる免疫療法ですが、効果が現れ始めるまでに約3カ月かかります。そこで、抗がん剤が必要になってきます。例えば抗がん剤『タキソテール』ならば、細胞分裂を阻害しがん細胞の増殖を抑えます。今まさに増えようとしているがん細胞は抗がん剤で抑え、それに遅れて免疫療法の効果が現れるという形が理想です。抗がん剤も免疫細胞もそれぞれ得意な分野がありますので、うまく組み合わせると最善の効果が出ます。

http://www.three-arrow.com/breast/detail/post_70.php

抗がん剤と併用して免疫治療をすることで相乗効果になるのですね。

今では様々な地域で、いろんな方法の免疫治療をされているところがあるようです。

体に優しい治療は免疫治療に限らず、温熱治療や高濃度ビタミンC治療、低用量抗がん剤治療など様々あります。

「辛い治療ばかりはもう嫌だ、、、」と思うときは、体に優しい治療を加えてみるのも良いかもしれませんね。「体に優しい」の画像検索結果

人生を豊かにする情報より引用

 

乳がんの標準治療に+αで行う治療

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

この記事の著者

カテゴリ一覧

温熱治療と他の治療を併用できるクリニック

新着記事

東洋医学の癌の捉え方。

daifuku

アルツハイマー病に、乳がん原因遺伝子が関与?

caffellatte

現代の食事の生活習慣とは。~乳がんとの関係~

daifuku

10月は乳がん早期発見強化月間!

caffellatte

癌と保険について。

daifuku

話題のキーワード