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乳がんとメラトニン

「メラトニン」という言葉を耳にしたことがある人は多いと思います。

その働きとは…

メラトニンとは…

 

メラトニンは脳の松果体(しょうかたい)と呼ばれる部分から分泌されるホルモンです。

体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり、「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。

朝、光を浴びると、脳にある体内時計の針が進み、体内時計がリセットされて活動状態に導かれます。また、体内時計からの信号で、メラトニンの分泌が止まります。メラトニンは目覚めてから14〜16時間ぐらい経過すると体内時計からの指令が出て再び分泌されます。 徐々にメラトニンの分泌が高まり、その作用で深部体温が低下して、休息に適した状態に導かれ眠気を感じるようになります。

このメラトニンは眠りを誘うほかに、抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促したり、疲れを取ってくれるために、病気の予防や老化防止にさまざまな効果を持つと考えられており、注目されているホルモンのひとつです。

「武田薬品工業株式会社」より引用

   メラトニンは抗酸化作用があり、とても大切なホルモンです。

メラトニンが不足すると乳がんになりやすい

メラトニンは脳の松果体から分泌され、眠気を催すことで、深い眠りへと誘い、体を休息させます。実はこのメラトニンの不足が乳がんの発症と関連していることは、過去に様々な研究や発表が行われています。メラトニンが十分に分泌されていれば、乳がんになるリスクは低下するのです。メラトニンは目覚めたら朝日を浴び、日中はしっかり活動、夜は早めに就寝するという規則的な生活で、分泌が促されます。看護師やCAなど夜勤が多い女性には乳がんが多いという説がありますが、不規則な生活リズムと関連しているのかもしれません。

「がんサイダー.info」より引用

   規則正しいリズムで生活することが大切なようです。

   夜勤がある仕事などをしている人はなかなか難しいですね。

乳がん患者によく使われるホルモン剤(タモキシフェン)

乳がんの治療では手術で腫瘍やその周辺を切除した後、化学療法が行われることが一般的です。その中でもよく使われるのがホルモン剤のタモキシフェン。女性ホルモン(エストロゲン)ががん細胞の受容体と結びつくと、がん細胞が成長しやすくなるため、タモキシフェンが先回りしてがん細胞と結合し、がん細胞が増えるのを防ぎます。殺細胞剤ほど強烈な副作用はありませんが、生理不順や不正出血、倦怠感、頭痛、ほてりといった更年期症状が副作用として起こります。もちろん、薬剤耐性の問題もあり、継続して使用していると、やがて効果は低くなります。

「がんサイダー.info」より引用

   治療に大切な薬でも、副作用が辛いと継続できません。

メラトニンとタモキシフェンを併用するメリット

イランの研究者グループはメラトニンを乳がん治療に活用することを考え、研究を続けてきました。その結果、タモキシフェンと併用すると、それぞれを単独で使うよりも、がん細胞を減少させる力が向上したそうです。併用であればタモキシフェンの分量を減らせますから、副作用は軽くなり、薬剤耐性が出てくるまでの時間は長くなります。メラトニンには質の高い睡眠がとれるようになる以外にも、新陳代謝や免疫を活発にするなどの働きがあります。作用の仕組みから考えれば、乳がん以外にも使えるのではないかという期待もあります。また、一部の医師はがん治療の補助として以前から患者に処方しているようです。

「がんサイダー.info」より引用

   メラトニンと併用することで、ホルモン剤の用量を減らすことができるというのは良いです。

   その分副作用等も軽減することが期待できます。

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