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乳がんの代替治療〜温泉での「湯治」〜

日本古来の湯治はいつから行われていた?

現代の医療は最新の医療機器や薬剤を使用した様々な治療でがんを治療していますが

昔の人は病気をどう治療していたかというとズバリ「温泉」です。

温泉の温熱効果や泉質別の効能を実体験にて感じ、その経験を元に病気別に泉質を使い分けていました。

現代でもその治療法は受け継がれており、その代表的なものが温泉での湯治です。

 

日本書紀などの古い書物にも、日本人が温泉に入った記述があり、日本人の湯治の歴史はかなり古くからあります。

 江戸時代以前までは武士の治療用に湯治が有効とされていました。そして江戸時代になってからは温泉に入ることが庶民(農民)にも広まり、湯治は一般的なものとなったようです。農民が閑散期に娯楽として、養生として、温泉を利用していました。

 湯治というと、米や味噌を持参して泊まりながら温泉入浴するものが一般的でしたが、近年は温泉宿泊はホテルのきれいな部屋で滞在し食事はレストランで、というようなものがほとんどだと思います。質素な宿泊生活で温泉効果を期待するという湯治、ホテル宿泊の中に入浴を加えた湯治、どちらかは好みに分かれます。自炊、入浴場所として湯治客専用の棟を持っている温泉もあり、そこではじっくりと湯治に専念することができます。

湯治~湯治の行われてきた背景、目的、効果などの情報

 

日本において、歴史的な文献に様々な温泉地が登場しますが、最も古い文献とされている「古事記」や「日本書紀」にも温泉の記述が見られます。また、各地で編纂された「風土記」にも温泉の記述が見られるものがあります。

これらの歴史的文献に基づいて、「伊予の湯」=愛媛県・道後温泉、「牟婁の湯」=和歌山県・白浜温泉、「有間の湯」=兵庫県・有馬温泉が「日本三古湯」と呼ばれているようです。
また、「出雲国風土記」にも温泉の記述が見られ、島根県・玉造温泉も古い歴史を持っていることが伺えます。
このように、我が国では古代から温泉が利用されていたことが分かります。

平安時代に編纂された「万葉集」にも多くの温泉地が登場します。神奈川県・湯河原温泉や長野県・上山田温泉など、東国の地域の温泉も利用されていることが明らかになっています。

和歌山県・湯峰温泉は、熊野詣での際に立ち寄り、温泉に浸かると共に温泉で炊いたお粥を食べて身体の内外から身を清めて参拝したと伝えられています。

太古の時代は、火をおこして水を温めてお湯を沸かすことは大変なことでした。何も手を加えることなく、あたたかい湯が自然に沸き出してくる温泉は、昔の人々にとって非常にありがたく貴重なものであったと思われます。

さらに、温泉には様々な成分が含まれていて、入浴すると病気が良くなったりしたことから、非常に神聖なものとして崇められていたと言うことが出来ると思われます。

世界的に見ますと、古代ギリシャやローマ時代にも温泉が利用されていたことを伺うことができます。特に古代ローマ人の風呂好きは有名で、「ローマ風呂」と称される浴槽の遺跡が数多く残されています。

いずれにしても、温泉は人類の歴史以前から湧いていたものであり、古代人はすでに温泉を利用していたということが分かります。

温泉の歴史(古代)※奈良時代~平安時代 | 日本温泉協会

 

日本の最も古い書物の古事記や日本書記に記載があるくらいなので

本当に昔から温泉は利用されてきたのがわかります。

温泉での治療である湯治とは?

湯治という言葉は比較的よく聞きますが、実際はどのようなものなのでしょうか。

湯治(とうじ)とは、温泉地に長期間(少なくとも一週間以上)滞留して特定の疾病温泉療養を行う行為である。日帰りや数泊で疲労回復の目的や物見遊山的に行う温泉旅行とは、本来区別すべきである。

湯治についてはかかりつけの医師とよく相談し、目的と効能を明確にしてから行うべきである。できれば湯治先の温泉地にも、医師や看護師などから入浴方法や体調の維持などのアドバイスを受けられる体制が整っていることが望ましい。

素人判断で行う湯治は、効果を半減するばかりではなく、場合によっては悪化させることもあるので要注意である。

湯治 – Wikipedia

温泉を休養・保養・療養の場として、日数をかけて滞在して入浴することを湯治と言います。現在も、東北などを中心に湯治の風習が根強く残っているところがあります。農閑期に体を癒すため、温泉のもつ療養効果を期待して温泉に滞在しながら健康を取り戻そうとする湯治など、その目的は様々です。湯治は、温泉によって、人が本来持っている自然治癒力を高めることが本質とされています。

湯治とは? - 温泉大辞典 - BIGLOBE温泉

1週間以上も滞在して毎日温泉に入浴するのですね。

通常の温泉旅行とは少し違うようです。

病気の方が行うことですので、できれば医師に相談してから行うのが良いみたいですね。

 

がん患者の間で変わらぬ人気を誇る秋田県の玉川温泉とは

湯治の中でもがん患者の中で一番有名な温泉といえば秋田県の「玉川温泉」です。

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玉川温泉の温泉は無色透明ですが、pH1.2と極めて酸性が強く、源泉温度はなんと98度。
硫黄臭と微量のラジウム放射線が含まれている非常に特徴がある泉質になります。
多くの疾患・症状に対する改善や、治癒能力の向上が期待できる「効きの湯」として皆様に親しまれています。

玉川温泉について│玉川温泉 秋田県 田沢湖 効能溢れる癒しの湯治宿

 

昨日のNHKの昼の番組で秋田の「玉川温泉」がが出ていました。

「玉川温泉」は「がんが治る温泉」として一躍有名になった温泉です。がんを中心にした難病患者が次々と押しかけ、宿泊予約が取れるのは半年先といわれるくらい混み合っているそうです。

 その秘密はラドンにあります。ラジュウム鉱石(天然記念物の北投石)の岩盤を通ったお湯はラドンを豊富に含み入浴や吸入、飲水によってラドンを体内に取り込むことができます。

 また、岩盤浴はこの「玉川温泉」が発祥の地です。温泉の地熱を帯びた岩盤に横たわり、温熱効果によるデトックス(毒出し)を行いながら、充満するラドンガスを吸い込むことによって様々な効果が得られます。

【金沢】奇跡の湯治場「玉川温泉」【金沢ブログ】

 

しかし、基本的にがんの方は温泉が禁忌なのだそう。

一旦がんが寛解した後の再発予防などで利用するのが良さそうですね。

がん患者さんが利用される場合は必ず主治医に相談の上で利用してください。

くれぐれも独自の判断で治療目的に利用されないように注意が必要です。

 

乳がん患者の方も湯治をされているようです

がん患者の方は湯治を少なからず試されてる方が多いですが

乳がん患者もその例に漏れず湯治をされているようです。

 

おはようございます

湯治に来ています。

鳥取の三朝温泉です。ラジウム温泉で有名なところです。三泊した朝を迎えました。鳥のさえずりと、川のせせらぎが聞こえる、すっごくいいところです。

ガンブログで有名な方が来られるとの事で、私もこの旅館を知りました。

ほぼ病気の方しかいません。
平日しか湯治コースは無いので、ゴールデンウイーク前に来ました。

湯治 – what’s new 2014年春乳がん告知から転移までの日記

 

湯治に行ってきました

行先は「ローソク温泉」

何か不気味な名前でしょ
でも効果があるような気もしませんか
抗がん剤の前半戦が終わったら、絶対に行きたいと思ったところです

この温泉の由来
大正13年名大医学部教授であった林直助博士がこの湯之島の地に入り、
ラジウム開発研究がなされたそうです。
日本屈指のラジウム泉である為『この温泉を社会に有効に出せ』という強い希望で
昭和20年に開業されました。
俗化させないため昭和58年秋までローソクの灯をともしていたのが
”ローソク温泉”の由来です。
鉱泉の歴史は古く、武田信玄に追われた落ち武者が近くにほら穴に隠れ住みこの泉を見つけ、
傷を癒したのが最初といわれているそうです。

NAOの乳がん闘病日記~トリプルネガティブと私・・・~ 「ローソク温泉」に行ってきました

 

福島の三春町にある「やわらぎの湯」にガンの湯治に行ってきた。期間は8月13日から17日の4泊5日。ルキア号の整備期間を利用して急遽こしらえた「湯治のプログラム」だ。

「やわらぎの湯」はガンの湯治で有名なところなのだそうだ。利用客の7割がなんらかのガンを患っている人という。その中でも圧倒的に乳がんの患者が多い。なかにはかなりガンのステージが進んでいると思われるような人もいた。

やわらぎの湯は
1 ラジウム線がでるという岩盤浴
2 ラジウム線がでるという42度の温泉
3 宿泊施設
4 屋外舞台
で構成されている。岩盤浴に1日2~3回入り、「霊水」を多量に飲み、間に温泉につかり、野菜たっぷりの食事を採って過ごすというプログラム。汗をかくので「霊水」と呼ばれる井戸水を飲むことになっている。この水にもラジウム線が出ているということらしい。

プレジャーボート航海記 : 福島で乳ガンの湯治 – livedoor Blog(ブログ)

 

こうしてみてみると、湯治場も全国各地色々あるようです。

例に挙げたところに多く共通するのはラジウム泉ということのようですね。

本格的な治療を目的とするというよりも

ストレス軽減による免疫力アップという副効果の方がいい結果が出るのかもしれません。

温泉は癒し効果抜群ですので、無理のない範囲で楽しんで湯に入るのが一番です。

 

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