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乳がん発見にもメリット 「ホルモン補充療法」最新事情

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更年期障害の治療「ホルモン補充療法(HRT)」は、乳がんリスクを上げるのか?

湘南記念病院乳がんセンター長の土井卓子医師が調査した。

乳がん発見にもメリット 「ホルモン補充療法」最新事情

 

「土井卓子医師」の画像検索結果

更年期障害で苦しむ妻の姿に胸を痛めている男性も多いのではないか? 

症状を和らげる効果の高い治療としてホルモン補充療法(HRT)があるが、「乳がんのリスクを上げるのでは」という議論があり、治療をためらう人もいる。

 

2008年に埼玉医大が初めて日本人女性を対象とした調査結果を発表。

全国7施設の多施設共同研究として、乳がん患者とそうでない患者を比較(全対象者のうちHRT歴がある人は7.4%)したところ、「HRTは乳がんの発症リスクを高めない」との結果が出た。

 

ただ、HRTの普及率は日本で2~3%(欧米では40%)と少なく、それ以外の研究が行われていないのが現状だ。

 

「ホルモン補充療法 普及」の画像検索結果

一方、湘南記念病院では、「HRTを受ける場合、マンモグラフィー(マンモ)と超音波の乳がん検診が必須」としている提携クリニックがあるため、HRT歴のある女性受診者が多い。

それが、今回の土井医師の調査につながった。

ちなみに「必須」としている医療機関はごく少数だ。

 

「マンモグラフィ 超音波」の画像検索結果

同病院で13年7月~16年11月に乳がん検診を受けた女性2229人のうち、「HRT歴がない」人は1058人しかいない。

ドック型の乳がん検診は年齢制限がなく、HRTの対象ではない20~30代も含まれているうえ、一般的なHRTの普及率を考慮すると極めて少ない数字だ。

 

「7月の乳がん学会での発表に向けて解析を行っている最中ですので、これが結論にはなりませんが、乳がんの発見率を単純比較すると、HRT歴のある人が1.7%、ない人が0.57%でした」

 

発見率は「対象者のうち、乳がん患者が何人いたか」を示しているだけなので、「HRTを受けると、乳がんの発症率が高くなる」という証明にはならない

しかし土井医師は、この結果からHRTが乳がんの発見・治療にとってメリットにつながると指摘する

 

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