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乳がんの精密検査

乳がん検診で疑いが出た場合、次に診断を確定するため更に検査が続きます。

細胞診

        細胞診の図

視診や触診、マンモグラフィ検診、超音波検診(エコー)でがんが疑われたり、がんとの判別がむずかしい場合に行う検査です。しこり(腫瘍)に直接細い注射針を刺して吸引した細胞や、乳頭からの分泌物を、顕微鏡で観察します。 超音波(エコー)でしこりの位置を確認しながら行うこともあります。麻酔は行ないません。

「乳がん検診info」より引用

   検診の際に疑いがあれば、細胞診を行います。   

 

組織診

針生検(CNB)

         バネ式生検の図

専用の針をしこりに刺して組織を切り取る針生検(CNB)のことです。細胞診よりも取り出せる組織量が多いのですが、バネ式で、病変へのターゲッティングが難しいため、マンモグラフィ画像で発見された石灰化など微小の病変の場合、組織を取り出すことが困難になります。その場合は、マンモトーム生検を行います。

マンモトーム生検(乳房画像腫瘤ガイド下吸引術)

         マンモトーム生検の図

マンモトーム生検は、局所麻酔下で行われ、生検のための小さな傷(約4mm)が1つだけで、縫合は不要です。傷跡は1~2か月くらいでほとんど目立たなくなります。細胞診や針生検(CNB)よりも組織量が多く、より確実な診断をすることができます。

外科的生検

         外科的生検の図

細胞診や針生検(CNB)でも診断がつかない場合に、手術室で病変の一部・または全部を摘出し検査する方法です。組織診の中でも、もっとも多くの組織量があるといえますが、傷跡が残る可能性も高く、最近では、良性の可能性が高い場合は、針生検(CNB)を選択することが多くなってきました。

「乳がん検診info」より引用

   外科的生検は他の2つに比べて組織を確実に組織量も確保できますが、メスで切開するため

   キズ跡が残る可能性が高いようです。

 

しこりがあっても乳がんとは限らない

しこりがあったからそれは必ず乳がんだ、というわけではありません。実際には乳房にできるしこりの8~9割は良性といわれています。乳房にしこりができる主な病気は、乳腺線維腺腫、乳腺症、乳がんの3つです。

乳腺線維腺腫

10代~30代に多く見られ、小豆大のしこりから、鶏卵大ほどのものまで様々です。中には2、3個できる人もいます。専門的な検査を行ったうえで、乳腺線維腺腫と診断がつけば、がんに変わる心配もないので特に治療は必要ありません。

乳腺症

30代~40代に多く見られます。乳腺に硬い部分ができたり、分泌物がたまったり、のう胞ができます。また乳房の張りや痛み、乳首から透明もしくは乳汁のような分泌物が出ることがあります。月経前に症状が強くなりますが、月経が始まると軽減します。特に心配のない病気ですが、乳がんと紛らわしいので、鑑別することが重要です。

乳がん

ほとんどが乳管からできる「乳管がん」です。がんが増殖するとしこりができ、進行するに伴い、しこりも大きくなります。やがてがん細胞が周囲の血管に入ると、肺や骨などに転移します。しこりが大きければ転移の可能性も高くなります。たとえ乳がんであっても、早期に適切な治療を受ければ生存率は95%と高く、乳房切除の可能性も低くなります。しこりを発見したら、むやみに怖がったりせず、迷わず専門医のもとに検査を受けましょう。

「乳がん検診info」より引用

   しこりがあっても「乳がん」とは限りません。

   いつもと違うという違和感があったり、しこりが触れるようならできるだけ早く専門病院の

   受診をすることが大切です。

マンモトームとは…

乳がん検診ってどんなことをするの?

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