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乳がんのTC療法とは?

乳がん標準治療の1つである化学療法、抗がん剤。乳がん治療に使用される抗がん剤の種類はいくつかあります。その中の代表的なものであるTC療法について調べていきます。

TC療法ってなに?

タキソテール(商品名)とエンドキサン(商品名)という2種類の抗がん剤を併せて使用します。乳癌の術前(臨床試験)または術後に使用します。基本的な投与法は、3週間に1回の点滴治療を4回繰り返す方法です。

http://www.sap-cc.org/breast/med.html

T=タキソテール(ドセタキセル)

C=エンドキサン(シクロホスファミド)

この2種類を併用しているようです。

タキソテール(ドセタキセル)の作用と副作用

ドセタキセルは、ヨーロッパイチイから抽出された成分を使って作られた「タキサン系」に属する抗がん剤です。細胞分裂時に重要な役割を果たす「微小管」を阻害することで、がん細胞の増殖を抑えます。

http://www.gan-info.com/kouganzai/docetaxel.html

がん細胞の分裂を妨げて増殖を抑える作用があるのですね。

よくみられる副作用としてはこの様な症状が出現するようです。

ドセタキセルの主な副作用を、症例の報告の多い順に記載すると、以下の通りです。

・食欲不振になる
・脱毛がみられる
・全身倦怠感がある
・悪心がある
・嘔吐する

主な臨床検査値の異常は、以下の通り。

・白血球が減少する
・好中球が減少する
・ヘモグロビンが減少する

http://fukuhand.glad-life.com/antineoplastic/docetaxel/

場合によっては、肝臓や腎臓の機能が低下したり肺炎やアレルギー症状などの重篤な副作用もあると報告されています。

エンドキサン(シクロホスファミド)の作用と副作用

細胞が分裂する際には、二重らせん構造になったDNAをいったんほどいて1本の鎖のようにする必要があるのですが、アルキル化薬はがん細胞のDNAに「アルキル基」という原子のかたまりを結合させることで、DNAがほどけないようにします。

その結果、がん細胞は正常なコピーができなくなって死滅するという仕組みです。

http://www.gan-info.com/kouganzai/cyclophosphamide.html

がん細胞のDNAにはたらきかけるお薬ですね。

①発疹(ほっしん)などの過敏症状が現れることがあります。過敏症状が現れたときは服用を止め、すぐ医師に報告してください。

②白血球減少、血小板減少、出血、貧血、出血性膀胱炎(ぼうこうえん)、排尿障害、低ナトリウム血症、蛋白尿、むくみ、吐き気・嘔吐(おうと)、脱毛、皮膚炎、色素沈着、爪の変形や変色、倦怠感(けんたいかん)が現れることがあります。また、ときに肝障害、黄疸(おうだん)、食欲不振、味覚異常、腹部膨満感、腹痛、イレウス、胃腸出血、便秘、下痢、頭痛、めまい、発熱、不眠、間質性肺炎、肺線維症、肺浮腫(はいふしゅ)、心電図異常、心筋障害、心不全、動悸(どうき)、低血圧、副腎皮質(ふくじんひしつ)機能不全、甲状腺(こうじょうせん)機能不全などが現れることがあります。

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/kusuri/3883/m0u/

発疹などの症状が出た場合はすぐに主治医の先生や看護師さんへ伝える事が大切ですね。

このような副作用を見ると抗がん剤治療は受けたくないと思う方が増えるかもしれません。

しかし、抗がん剤にも利点はあるということがあります。抗がん剤の投与量や休薬期間の延長など主治医の先生と相談して治療が進むといいなと思います。

乳がんのAC療法とは?

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